ゲームミュージック 第十二回 (’97/6/18) 

「ファミコン・ミュージック」

【ネタばれ注意】少々ゲーム内容に触れます。

 おそろしくシンプルなタイトルのこの音楽集には、FC初期の任天堂作品の曲
がいくつか収録されている。私がGMの存在を知って買い始めた頃のものだから、
結構古いGM音楽集だと思う。「ファミコンと言えば任天堂」を、象徴している
かのようなタイトル。

★「ファミコン・ミュージック」
(カセット 価格不明(箱無しの為) G.M.O. RECORDS ALC-22901)


[A面](約19分)
1.スーパーマリオブラザーズ(ゲーム発売:’85 9月 アクション)
          (FCディスク版(片面・書き換え有り)’86 2月)
 私は、スーパーマリオをプレイしたことがほとんど無い。でもこの音楽が何故
かとてもなつかしく、耳にしっくりくる。任天堂のCMのアクセントとなってる
”ピコ−ン☆”の音もしっかり入ってる。テンポが良い。効果音と曲の連携プレ
ーがすばらしい☆

2.バルーンファイト(ゲーム発売:’85 1月 アクション(アーケード移植))
 後半のフレーズが好き。効果音のオン・パレード☆効果音ばっかりでわけわか
らなくなりそーなところに入る”締めの曲”の勢いで「はい、すべてよし!」と
ウムを言わせない(笑)。

3.バルーントリップ(アレンジVer.)
(昔はアレンジとオリジナル曲、きっちり分けられてなかったのかな>>収録)
 なかなかGOOD。透き通る高音&低く響く音が良い。「バルーントリップ」は、
「バルーンファイト」の中に入っている”おまけゲーム(?)”らしい。

4.ドンキーコング(ゲーム発売:’83 7月 アクション(アーケード移植))
          (FCディスク版(片面・書き換え専用)’88 4月)
 効果音が笑えるー。なにかの動物が鼻をすりつけて鳴いてるみたいだ☆

5.ベースボール〜サッカー〜ゴルフ〜テニス
(ゲーム発売:ベースボール '83 12, サッカー '85 4, ゴルフ '84 5, 
 テニス'84 1 スポーツ)
(FCディスク版(書き換え有り)4作品とも、’86 2月同時発売)
(↑ベースボールは両面、その他は片面)(テニスはアーケード版もあり)

 いかにも野球。さあピッチャー大きくふりかぶった投げた打ったホ〜ムラ〜ン!
サッカー、ゴルフ、テニスのあたりになると聴きわけつかない(汗)。
 FC初期だからこそ通ったこのシンプルなタイトル☆今は、スーパーなんたら
とか、いろんな修飾語がひっついてるよね>スポーツゲーム(だからやたら題が
長い。そうでないと見分けつかないけど)

6.レッキングクルー(ゲーム発売:’85 6月 アクション)
          (FCディスク版(片面・書き換え専用)’89 2月)
 とても楽しい曲。山あり谷ありのハイキングみたい。ノリが良い。


[B面](約18分)
1.スーパーマリオブラザーズ(アレンジVer.)
 う〜ん、さすが派手だ。聴き飽きない曲だなあ。当時、マリオの曲ばっかり入
ったレコードが発売されてたように記憶しているけど、まだ”GM”というもの
に結構、疑い(買ってその値段分の価値が果たしてあるか?)を持っていたので
結局買わなかった。ストーリーを感じさせるドラマティックなアレンジが良い。

2.ドンキーコングジュニア(ゲーム発売:’83 7月 アクション)
          (FCディスク版(片面・書き換え専用)’88 7月)
 また、笑わせるこの効果音〜(笑)。ドリュリュリュリューという音が良いな
(どういう音だ?それは)。コンピュータっぽいピコポコ..って音も好き。
 ”ジュニア”は”Jr.”だな。
(マリオが悪役してるなんて!..苦労したんだねえ☆)

3.エキサイトバイク(ゲーム発売:’84 11月 バイクゲーム)
 最初の曲の音が楽しい。うーむ、いかにもレースって感じだなー。なんか、走
ってる時はバイクなどの効果音のみで、曲が入ってないな..。

4.マリオブラザーズ(ゲーム発売:’83 9月 アクション)
 どっかで聴いたことある曲のフレーズが入ってる。これも、ゲーム中は効果音
だけで、”曲”と呼べるものは流れてない。最近のゲームはたいてい、どの画面
でも曲が流れっぱなしだな(タイトル画面が静かなのはあるけど)。

5.ゼルダの伝説
 (ゲーム発売/FCディスク:(両面・書換有)’86 2月 アクションRPG)
 ディスクシステムに電源ON〜ディスクを入れた時の音まで入っているのが、
泣ける!音がすっごく、良い。これぞゼルダだ。(ああ、なんで私はこれを書き
換えて消してしまったのか!)フィールド上の曲がなつかしすぎて前が見えない☆
 この作品はまちがいなく傑作だったな。曲も良い。ラスト曲は、リンクがスキ
ップでもしながら歩いていくのがイメージできる..楽しげに。
(FCディスクライターのあのバカでかさ、”書き換え”という響き、すべてが
なつかしい)


 私はこのカセットに入ってる作品で、きちんとプレイしたことがあるのは「ゼ
ルダ」だけ。これ買ったのも、ほとんどゼルダが目当てだったようなものだった。
(FC初期のアクションでプレイしたことあるの..ハドソンの「ナッツ&ミル
ク」くらいしか思いつかない☆)
 でも他の曲も楽しく聴ける。曲というより効果音がほとんど、みたいなやつも
あるけれど、こういう音って好きなんだよね〜。

 よく漫画で子供がゲームしてる場面があると、そこに「ピコピコ...」だの
「ピシューンピシューン(シューティングだな)」だの「チャラリラ〜」だのの
擬音が描かれてたりする。けど、最近のゲームにはCD−ROMの登場もあって、
様々な音楽が登場している。だから漫画に描いてあるような”音”はもはや古い
もの、FC初期時代の”音”って気がする(それが、”ゲーム”を表現するのに
わかりやすいのだけれど)。

(なんていうか、昔のゲームは確かに今のレベルからするといろんな面でショボ
いかもしれないけど、根本的な面白さがあったな。今の作品にもいいのはあるし、
否定するつもりはないんだけど。すでにゲームにつかりきった今の自分(笑)に
は、昔の作品は物足りなく感じることだろう。でも、あの当時はそれが物凄く、
面白かったんだよね。と、いけない、「オールドゲーム回想」になってる(笑))

 久しぶりに聴いてみて、懐古的になってしまった☆

'94 1/5 NIFTY-Serve FCGAMER ゲーム音楽館 #256
ゲームミュージック