『麻雀学園 東間宗四郎登場』

 女の子と対戦する2人打ち脱衣麻雀。グラフィック
が写実的でリアル。脱衣要素だけがとりえの作品では
なく、ゲーム自体もしっかりしたつくりで楽しめる。
難易度は高めで、何度も挑戦しなければならなかった
が、裏技に頼らずにクリアできたのが嬉しかった。巨
人の桑田選手(だったと思った。もう一人は誰だっけ)
にそっくりの顔がアップで出てきて、それをボタン連
打でボコボコに殴るミニゲームが途中に入るのもユニ
ークだ(本人が見たら気分を害しそーだが☆)。良い
気分転換になる(爆)だけでなく、ちゃんとゲームシス
テムにからんだミニゲームになっている。それとゲー
ム中、部屋にいきなり誰かが入ってきたときのために、
ボタンひとつですぐにRPG風の画面に切り替えられ
るのもナイスアイデアである(笑)。
 ゲームセンターの脱衣麻雀ほど過激ではないけれど、
当時の家庭用ソフトにしてはお色気度が高かったため、
クレームがついたらしく、表現をおさえて内容を
修正した『麻雀学園マイルド』が後から発売された。
(コレクターだった私は当然それも購入した☆)

 今では、ソフトにおまけがついてくることは珍しく
ないが、この『麻雀学園』には特製ビデオが付属して
いて、赤い大きな箱にまとめて入っていたのが印象的
だった。詳しい内容は忘れたが、ギャグっぽいミニド
ラマだったと記憶している。アダルト麻雀というゲー
ム内容からすると、このビデオも当然ムフフなものだ
ろうという想像をした人は、実際に見てガク然とした
にちがいない(笑)。ビデオつきの場合は中古でも結構
な高値なので、早目に新品を買っておいてよかったと
思う。今はもう売却してしまい、手元にはない。

   →1989年11月