ＣＤ−ＲＯＭのケースには、「ソフトの動作環境」が記されていた。必須メモ
リは「１２８ＭＢ以上」、推奨メモリは「２５６ＭＢ以上」。私のパソコンの
メモリは、６４ＭＢ。
……足りないッ！
せっかく買ったのに、使えないの！？（そんな〜★）

とりあえずＣＤ−ＲＯＭをパソコンにセットし、インストール開始。
…………完了。うーん、速い。さすがＣＤ−ＲＯＭ。
ＤＶＤや、書き込み可能なＣＤ−ＲＷなどが登場したため、ＣＤ−ＲＯＭとい
うメディアはもう古いというイメージがあるけど、あの巨大なプログラムを楽
々収納できてしまうＣＤ−ＲＯＭの力は、やはりあなどれないものがある（そ
れまでのＲＯＭカセットゲームのぎこちないアニメグラフィックとは違い、な
めらかなアニメーションがばんばん流れるＰＣエンジンのＣＤ−ＲＯＭゲーム、
発売当時は感動したもんね）。

立ちあがったスタート画面。「もうひとりの遊戯」がカッコよくポーズをとっ
ているイラストとともに、メニューが表示される。曲も流れる（漫画喫茶では
曲や効果音が流れなかったので「曲がないのかな？」と思ったんだけど、パソ
コンの音声がオフになってたんだな）。
ＰＣのオンラインゲームって、以前、「ヤフー」のオンライン「オセロ」を少
しやってみたことがあるだけで、本格的なのはこれが初めて。ＰＣ版『ファイ
ナルファンタジー１１』をプレイできる漫画喫茶があるので、プレイしてみよ
うとしたけど、お金がかかりそうなのでやめた。自分でＰＳ２とソフトとネッ
ト接続環境をそろえるのも大変だし。まだまだ、オンラインゲームは敷居が高
い。
その点、『遊戯王オンライン』はプログラムをネットから無料で入手できるし
（性能のいいパソコンでないとダウンロードに時間がかかるので結局はＣＤ−
ＲＯＭが同梱されているゲームソフトを買うことになるのだが）、プレイ料金
も「デュエルパス」を３００円ごとに購入する方法で、気軽に始めることがで
きる。初めてプレイする場合、何回かまでは無料でプレイできるのも嬉しい。

子供でも自分のおこづかいの範囲で遊べるように、料金が安く設定されている
のはとてもよい。安くないと、子供の参加回数（カード入手機会）が減り、財
力のあるオトナがお金にまかせて強いカードをたくさん入手しちゃって、未成
年プレイヤーに不利になってしまいかねないもんね。
（「デュエルパス」は１枚買うごとに、そのパスに印刷されているカードをゲ
ーム上で入手することができる（実物のトレーディングカードではなく、ＰＣ
ゲーム上のカードデータとして入手）。また、デュエルパスを１枚買うごとに
「マイレージ」ポイントが１点ずつたまり、ポイントを集めると、良いカード
と交換することができる）

インストールはできたけど、必要メモリの半分しかないので、きちんと動くの
かなとちょっと心配になりつつ、まずはルールを覚えなければ。

【２００５．８．６】