※※※ ゲームミュージック 第二十四回 (’97/8/27) ※※※
【ネタばれ注意】少々ゲーム内容に触れます。
とても良い曲なので紹介を。(と言ってもソフト入手は難しいんだけど☆)
<PCエンジン「マジカルチェイス」
ゲーム発売:'91 11月/Huカード/パルソフト>
★ミュージック・モードへの入り方★
難易度セレクトの画面で、十字キーを左・下・右・上、そしてセレクト三回。
また十字キーを左・右と押して最後にIIボタンでモード出現。
−00:Azure way(ステージ3)−
気分爽快な曲。ゲーム中で面の初めに入る、”ぶわぁーーっ”という音も好き。
途中からの曲調変化が最高(←このへん、ほんとに苦しくなってる時で、少ない
残りライフを気にしながらギリギリのスペースを息をつめて飛んでいるのだ)。
−01:アクマがきたりて うたうたう(ボス戦/ステージ4,5)−
永遠に続くかと思われる闘い。
−02:Gizmo Dancing(ボス戦:ステージ1,2,3)−
速いテンポ。ギズモっていうと、映画「グレムリン」のアレかな?ギズモたち
がワシャワシャと踊って(走って)るとこをイメージできるといえばできる(笑)。
−03:デバッグじゃないよ。(ステージ2)−
タイトルはどういう意味なんだろう?
−04:コオリじゃないのよ!(ステージ4)−
1ループが結構長い。
−05:ひゅ〜 ひゅ〜(ステージクリア)−
タイトルだけ見てるとなんかの冷やかしみたいだけど(笑)。”ひゅ〜”って
音が入っているからなのね。
−06:Gizmo March(ステージ開始時)−
こ、これもギズモがたくさん行進してるとこを想像すると笑える..。
−07:Uncle Pumpkin(SHOP)−
この画面をポーズがわりにして曲聴いてることが多かったから、一番よく聴い
てるのはこれかもしれない。後半の音のふくらみ?が好き。
−08:Rampish Chase(ステージ1)−
軽快。rampish って辞書に載ってないんだけど、どういう意味なんだろ。
−09:ああ、よかった…!そのいち(リプル体力ゼロ・ダウン)
状況は全然、よくないんだけどね(笑)。あ〜あ、って感じ。
−10:ラー族のセンリツによる へんそうきょく(ステージ6)−
やっぱりこれ!これがいい!最終ステージで何度も聴いたってこともあるけど、
この曲、大好き。最初のボスを倒してからようやく本調子になる構成がたまらな
い。”ラー族”ってなんだろう?そういう民族がいて、その民族音楽がモトなの
だろうか。しかしこの響きいいなー。変奏曲..次々とボスを沈めて先を目指す
のにピッタリ。最初、息を深くゆっくりと吸い込み、そして吐きだすのを繰り返
して..ようし、エネルギー充填してきた..!行くぞ!って感じが良い。
−11:めいそうのワルツ Part 1(?)−
これ、ゲーム中に出てこない..?未使用曲かな?でもいい曲。
−12:めいそうのワルツ Part 2(ステージ5)−
この面の雰囲気をとってもうまく演出している曲。途中で雪だるまの中ボス(
HELL MASK )が出てくるところで変化するのがいいなあ..。ほんとにワルツを
踊ってるみたいに移動しながら攻撃してくるんだけど、曲と合ってる。きれいだ。
−13:ああ、よかった…!そのに(ゲームオーバー)−
コンティニューをあきらめた時のゲームオーバー画面。さみしい。
−14:Termination(最終ボス戦:ステージ6)−
こいつには苦労した。曲をじっくり聴いてるヒマなぞありゃしない☆避ける!
避ける!当たる!当たる!ああ、死んだ..(どきどきモード)。最初の不気味
で静かなフレーズから一転、全力死闘モードへ移行するのが良い。
−15:リプルのテーマ(らくらくモードクリア)−
「さて、今回のお話はここまで。みんな、楽しんでもらえたかな?」..子供
たちが、「はーい!」と元気よく返事する。
−16:Awakening(ゲーム開始スタートボタンPUSH)−
うっとり..。スタート押しても何も音しないのより、はるかにいい。PCE
「ドラゴンスピリット」のスタート押した時の音も好きなんだよね。
−17:おちつきがないわよっ!(タイトル画面)−
「さぁ、いくぞー!」って感じ。
(追加の注意書き:このモードには入ってませんが、
エンディングの曲も良いです。)
この作品は曲もいいが効果音の出来も良い(グラフィックもゲーム性もいい)。
曲を先につくってから画面をあわせているのだろうか。それとも逆かな?
ただバックに流れているという受け身なものではなく、積極的にゲームそのも
のに関わって、雰囲気を演出している。敵キャラの動きと連動してたりする。
ソフトに仕込まれているミュージック・モードには、曲名がついているものと
ついてないもの(ただの番号のみ)とがある。曲名ついてた方が好き。作曲者の
想い、表現したかったことが、より伝わりやすい気がするから。
..しかしユニークなタイトルだなあ(笑)。
'94 4/21 NIFTY-Serve FCGAMER ゲーム音楽館 #209
→ゲームミュージック