アドベンチャー/1987.4.2発売 ファミコン/ナムコ/4900円 |
吉本興業のお笑いタレントが登場する推理アドベンチャー。 冒頭で、いきなり文珍さんが殺害されるシーンから始まるの には少し驚いた。被害者役を文珍さんにしたのは、彼ならば、 そういう役回りでも寛大に了承してくれる、と開発者が思っ たからではないだろうか(笑)。 結局、私は途中で挫折したため、犯人はわからずじまいだ った(後で人に教えてもらったが(笑))。挫折の原因は、や っさん(故・横山やすしさん)のボート競争に勝てなかった からだ。指の筋肉がひきつるほどボタンを連打しても、最後 のほうでスイスイ〜ッと追い抜かれてしまうのは本当に悔し かった。(あのときほど、連射つきコントローラーがほしい と思ったことはない) ボート競争の他にも、『ギャラクシアン』のパロディシュ ーティング「ギャラクシガニ」とか、シュールな曲が流れる 中、落下物を避けるミニゲームが用意されていて、なかなか 楽しかった。各登場人物の絵も特徴をつかんでおり、よく描 けている。ナムコらしく、ていねいに作られている作品だ。 |