【 アーケード・パソコンゲーム 】


遊戯王オンライン(コナミ)(カードゲーム)(PC)

【『遊戯王オンライン』(57)】
2007年1月2日。
正月といっても神社に出かけたりする習慣はないので、帰省先(岐阜)の漫画
喫茶へ。
プログラムを立ち上げると、「リカバリーパック取得」と表示された。
デュエルが正常に終了しなかった場合、次の起動で、もらいそこねたカードを
取得できる。それを「リカバリーパック」と言うらしい。
前バージョンと違って、各パックにパックのナンバーが表示されるようになっ
たのはわかりやすい。

【マッチ戦(1)】
「ホルス」デッキに負ける。「ホルス」は魔法効果を無効にする力を持ち、攻
撃力も高いモンスター。魔法カード「地割れ」「地砕き」が通用しない。
対抗できる攻撃力を持つモンスターか罠カードがなければ、「ならず者傭兵部
隊」などのモンスター効果で対処するしかない。
「ホルスの黒炎竜 LV6」から「ホルスの黒炎竜 LV8」が登場してしまう
と勝ちづらくなるので、攻撃力2300のレベル6状態で倒したい。

【マッチ戦(2)】
2ターンめで、私が出した「ゴブリン突撃部隊」が相手の「破壊輪」をくらう。
同時に罠カード「地獄の扉越し銃」もチェーン。
2300×2のダメージで、あっという間にLP半減。
「地獄の扉越し銃」の効果で、相手が受ける「破壊輪」ダメージまで自分が受
けてしまった。
さらに相手は3体融合で「キメラテック・オーバー・ドラゴン」召喚。
私はそれをモンスター「幻影の壁」で退場させる。
続いて相手は魔法カード「未来融合-フューチャー・フュージョン-」で「サイ
バー・ツイン・ドラゴン」召喚。
攻撃力2800ってだけでも強いのに、2回攻撃できる!
私は「砂塵の大竜巻」で「未来融合」を破壊し、「サイバー・ツイン・ドラゴ
ン」をフィールドから除去。ふう、危なかった。
「未来融合-フューチャー・フュージョン-」は、融合モンスターカードを2タ
ーン後に特殊召喚する。2ターン後というのは結構早い。近未来って感じだね。
強力な融合モンスターを特殊召喚で呼べるのは、「融合」カードを使った融合
召喚よりも簡単で、「デビル・フランケン」のように多大な召喚コストも必要
としない。ただし、「早すぎた埋葬」「リビングデッドの呼び声」のように、
召喚モンスターとつながる魔法・罠カードを破壊されてしまうと、そのカード
で召喚したモンスターも破壊される。

「幻影の壁」を攻撃表示にして攻撃すれば勝てたのだが、守備表示にしたまま、
他のモンスターで攻撃してしまった。相手のLP、200だけ残る。
しまった、ちゃんと戦闘ダメージの合計を計算しなかった。
こういう、うっかりミスをする場合が時々ある。
自分フィールドに複数のモンスターがいる場合、相手の魔法・罠カードゾーン
にカードが伏せられていたら「聖なるバリア−ミラーフォース−」を警戒して、
一部のモンスターだけ守備表示にして攻撃するが(総攻撃は避け、守りをかた
める戦力を残す)、伏せカードがないなら、攻撃力が低めの守備モンスターも
攻撃表示にして攻撃に参加させ、相手LPを削る。
守備向けのモンスターは攻撃に参加しないイメージがあるのだが、相手LPの
残りが少ない場合は、攻撃力が低いモンスター(500〜1000)でも戦力
になる。
削りきれなかった200LP。しかし、相手は自分からサレンダー。

【マッチ戦(3)】
私のLP、残り500。
相手モンスター「キラー・トマト」と私のモンスター「巨大ネズミ」が相打ち。
相手はもう1体の「キラー・トマト」を呼び、私は「素早いモモンガ」を呼ん
だ。モモンガで「キラー・トマト」を攻撃、反射ダメージで残りLP100。
モモンガ効果でLPを1000回復してホッとするも、相手に「人造人間−サ
イコ・ショッカー」を召喚されて負ける。

【マッチ戦(4)】
相手は「D−HERO(デステニーヒーロー)」デッキ。
第1戦めは勝ったが、第2・3戦は負け。
魔法カード「レベル制限B地区」「平和の使者」、罠カード「王宮のお触れ」
を出されて、まったく攻撃できず。「デス・コアラ」でとどめをさされる。
「レベル制限B地区」は、レベル4以上のモンスターが強制的にすべて守備表
示になってしまう。
相手はモンスターでは攻撃せず、カード効果でLPをどんどん削ってくる“バ
ーン”戦法を使ってきた。
魔法・罠カードを破壊するカードをドローできないと、相手のロック(モンス
ターの攻撃を封じるカード)を解除できず、負ける。

「D−HERO」はGXのエド・フェニックスのデッキだ。
「E(エレメンタル)・HERO」は遊城十代のデッキ。
十代が覇王になった時、「E(エレメンタル)・HERO」は「E(イービル)
−HERO」になる(悪役)。
ヒーローの前につく記号が「・」か「−」かで、「E」の読み方もカード内容
も違ってくるのが、ややこしい。
「E(エレメンタル)・HERO」はたまに見かけるが、「D−HERO」に
は、めったに出会わない(私は)。

【マッチ戦(5)】
相手がモンスターカード「重装武者−ベン・ケイ」に装備カード2枚(「団結
の力」「凶暴化の仮面」)をつけて、攻撃力3100×3回攻撃で負ける。
「ベン・ケイ」は日本史に登場する「武蔵坊弁慶」がモデルなのだろうけど、
こんなに強かったのだろうか。
装備なし状態の攻撃力はたったの500で、武器がなければ「素早いモモンガ」
(攻撃力1000)にすら負ける弱さだが、装備カードを装備させるほど、攻
撃力と攻撃回数が増える。
最大で5枚の装備カードを身につければ、攻撃力大幅アップで6回攻撃!
「マハー・ヴァイロ」も装備カードで攻撃力が上がるモンスターだが(装備カ
ード1枚につき攻撃力500ポイントアップ)、マハーは1ターンに1回しか
攻撃できない。
「ベン・ケイ」なら、相手フィールドに複数のモンスターがいても、1ターン
で複数回攻撃して倒せる。
ただし、装備カードがないと、伏せて防御するしかない(守備力低い(800)
のですぐ倒される)。「装備カードがない」のが、「ベン・ケイの泣きどころ」
か。
(マハーは装備カードなしでも攻撃力1550あるので攻撃表示で出せるけど)
強い武人というのは武器を持たなくても、ある程度強い(格闘もできる)のが
普通だと思うが、「ベン・ケイ」は“武器がなければ、ただの人”だ。
弁慶の相方の、牛若丸のカードはまだ見たことがない。(あるのだろうか?)

【マッチ戦(6)】
相手、モンスター「海竜−ダイダロス」と、フィールド魔法カード「海」。
2連敗で負け。
属性強化のフィールド魔法は相手モンスターをも強化してしまう危険性がある
ので使いづらいのだが、水属性など、デッキに入れているデュエリストが少な
い属性の場合は、使用者のみが攻撃力アップ効果を得られる。
(水属性は「氷帝メビウス」の出現率がかなり高いのが要注意)

【マッチ戦(7)】
相手、「ネフティスの鳳凰神」デッキ。
「ネフティスの鳳凰神」は戦闘で破壊しなくてはならない。カード効果で破壊
しても復活されてしまうし、フィールドの魔法・罠カードも全破壊される。
戦闘で倒せるカードをドローできなければ負けだ。
攻撃力2400以上を召喚できたとしても、相手の魔法・罠カードで妨害され、
攻撃できない場合だってある。
装備カードで強化されて、攻撃力が3000を越えてしまう場合もある。
そうなったら、勝つのは困難。


いろんなデッキが出てくるので、勉強になるな。すべてのデッキタイプに通用
するバランスのいいデッキを作るのは、結構むずかしい。

【2007.11.21】

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