【 アーケード・パソコンゲーム 】


遊戯王オンライン(コナミ)(カードゲーム)(PC)

【『遊戯王オンライン』(56)】
2006年12月16日。漫画喫茶へ。
今日から、新しい遊戯王オンライン。
どんなふうに変わったのかな。
プログラムをダウンロードしてインストール。
『遊戯王オンライン2』は前バージョンよりも、必要な動作メモリなどが増え
たため、パソコンのスペックを上げないときちんと動作しないケースが出てく
る。
敷居がより高くなったのは残念だ。
前バージョンでは、なんとかゆっくり動くか動かないか、だった私のパソコン。
遊戯王オンライン2は、起動すらできなかった。
(「D3D8.DLL」がないと言われた。「DirectX(ダイレクト・エックス)」と
いうのをインストールしないといけないようだが、なぜか、インストールプロ
グラムをダウンロードできない(ダウンロードしようとしてもエラーが出て終
了してしまう))
複雑な動きをするオンラインRPGが高スペックなパソコンを必要とするのは
わかるけど、遊戯王オンラインはカードゲーム。
そんなにメモリ使わなそうだけどなぁ……と考えるのは素人考えか。

タイトル画面を立ち上げると、武藤遊戯と遊城十代のイラスト。
遊戯王といえば、やっぱり武藤遊戯(闇遊戯)がいないと雰囲気が出ない。
(遊城十代だけではインパクトが少々弱い)
ログイン後、「ストラクチャーデッキ」を3種類もらった。

「ビートダウン装備デッキ」「デメリットアタッカー」
「暗黒界の住人」

これらは、あらかじめ組んであるデッキの名称。
デッキの組み方がわからないプレイヤーでも、セットになったストラクチャー
デッキを使えば、すぐデュエルを始められる。
“ビートダウン”というのは戦闘ダメージで勝利しようとするデッキのことだ。
(他にも、“バーン”(カード効果で相手LPを削るカードを多用するデッキ)
など、遊戯王特有のデッキタイプ呼称がある。このへんの詳細はインターネッ
トサイト「遊戯王カードWiki」などを読むとわかりやすい。こういう用語はT
Vアニメでは出てこないが、覚えておくとインターネットページの説明文が理
解しやすくなる)

今回の2ではプレイヤーに自室が与えられ、そこから街などに出かけていける。
この部屋は、GXの学園「デュエル・アカデミア」の寮の一室かな。
(ブルー・イエロー・レッドのクラス分けはないようだ)
今回から、プレイヤーが自分でプレイヤーキャラクターの絵を作成できるよう
になった。目や口などの顔パーツ、ヘアスタイルなどを選ぶことができる。
……が!
プレイヤーの性別、男しかない!?
「女」がないよ?
まだテスト段階だから?
遊戯王オンラインって、女性プレイヤーが私しかいないってことはないよね?
これは女性差別か、私への嫌がらせなのか(笑)。
しかたなく、男性キャラのグラフィックでプレイする。
(コメント設定のあいさつコメントに、「私は女性ですので」と注意書きして
おく★)

デッキ編集画面。
カードの出し入れが、「ドラッグ&ドロップ」方式になった。
右側のカード一覧から、デッキに入れたいカードをマウスでドラッグして左側
のデッキ画面でドロップすると、デッキにそのカードが入る。デッキからカー
ドを抜きたい場合は、逆の動き。
前バージョンにあった、各カードの連番は表示されなくなった。
ドラッグ&ドロップで、数時間かけて考えてきたデッキを組みあげる。

最初、部屋にいるプレイヤーキャラクターを扉のところまで移動させる方法が
わからなかった。なんと、マウスの右クリックを使う。左クリックじゃないん
だ……ちょっと操作しづらいな。
扉まで移動すると、言語設定ウィンドウが出る。
「日本語」を選んで、さらに行き先を選ぶ。
街のあちこちのエリアに行ける。
人が一番多くいるエリアを選んだけど、しばらくフリーズした後、「PCサー
バーとの通信がとだえました」と表示され、タイトル画面に戻ってしまった。
あれ? おかしいな。
まだ動作が安定してないのかな。
またログインしなおして部屋に戻り、行き先を選ぶ。

童実野(どみの)町へ移動。
背景グラフィックが表示され、他のプレイヤーが何人か動いている。
前バージョンにはこういうのはなかったから、結構新鮮。
TVアニメでも、GXになった時はかなり変わったなと思ったけど、オンライ
ンゲームの方もかなり大きくリニューアルされている。
前バージョンはエジプトな雰囲気だったが、『遊戯王オンライン2』は現代的
な雰囲気のグラフィックだ。

それではマッチ戦いってみよう。
デュエル開始!
自分で決めたキャラクターイラストが左側に、対戦相手のイラストが右側に、
大きく表示される。
現在いる場所の背景グラフィックも表示される。
LPにダメージを受けると、イラストの表情が苦痛にゆがむ。
(ダメージ受けてる〜、って感じがするね。現実のデュエルでは、LPにダメ
ージ受けても痛いわけじゃないけど)
操作が少々おかしいところもあるけど(装備カードを装備させようとすると、
自分フィールドのモンスターでなく、相手フィールドモンスターにカーソルが
合う。これじゃ、間違って相手をパワーアップさせかねない)、デュエルの面
白さはそのままだ。

今日はいつもと違う漫画喫茶に初めて行ってみた。
パック料金でなく、安いチケットを使ったので、時間は少なめ。
新しいプログラムに慣れるのに時間がかかり、ちょっとしかデュエルできなか
った。
帰宅して、前バージョンの『遊戯王オンライン』を立ち上げてみる。
すでにオンラインにはつながらなくなっていて、新しく入手したカードのデー
タは更新されないけど、集めたカードは閲覧できる。
2893枚。
結構たくさん集めた。
『遊戯王オンライン2』では、ログインしないとカードデータを閲覧できない
が、前バージョンではログインしなくても入手カードの閲覧が可能だ。
遊戯王オンラインのカード内容が説明されたインターネットサイトはあるけど、
イラストまで載っているものは見当たらなかったので、イラスト入りカードデ
ータを閲覧できるプログラムが残されたのは貴重。
カードを閲覧する時に流れる曲が気に入っていて、カードを1枚ずつ眺めなが
ら曲を聴いていると、リラックスした気分になれる。
『遊戯王オンライン』を開始してから、たくさんデュエルをこなしたけど、ま
だ強くなったとは言いがたい。
これからもたくさんのデュエルをするだろうけど、もう少し勝率を上げたい。

【2007.10.14】

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