２００５年１２月３日、ガンスリング。
（１２月２日午後８時の回は、疲れて寝すごし、参加できなかった）
「デビルフランケン」＋「青眼の究極竜（ブルーアイズ・アルティメット・ド
ラゴン）」＋「巨大化」をくらい、あっという間に負ける。
ただでさえ大きい「攻撃力４５００」のアルティが、巨大化によって攻撃力・
倍になる。なんと、攻撃力９０００！
まさに究極（アルティメット）。
「デビルフランケン」の登場は悪夢の始まり。
魔法カード「巨大化」は、自分のＬＰが相手よりも少ない時にしか攻撃力を倍
にできないが（同じでは×）、「デビルフランケン」でＬＰを５０００削って
いるので条件は満たされる。
（自分のＬＰが相手よりも多い場合は、逆にモンスターの攻撃力を半分にする。
巨大化の逆だね。この場合、味方モンスターでなく、敵モンスターに装備させ
る）
攻撃力９０００を目の前にして、攻撃表示でいられるほど度胸のあるモンスタ
ーはいない。
運悪く、私のフィールドにはリバースしたばかりの「人喰い虫」が、攻撃表示
で残っていた。
攻撃力４５０マイナス９０００＝８５５０のダメージ。
初期状態のマックスＬＰ８０００でも、持ちこたえられない。

攻撃力９０００のアルティが出現した場合でも、防御用の魔法・罠カードが伏
せてあれば大丈夫だが（自分のモンスターが守備表示になっていれば少しの間
は防御できるが）、さらに巧妙な場合、この３枚に魔法カード「ハリケーン」
まで用意して、魔法・罠カードをそのターンだけ、一時的に全部手札に戻して
しまう。こうなるとお手上げだ。
この負け方は、防ぎづらいというか、うまく決められると、どうしようもない。
「デビルフランケン」から「青眼の究極竜」が登場した時点で、「まずい！」
と思ったら「巨大化」でアルティの攻撃力はみるみる上がっていき（４５００
でも充分に高いのに）、「ハリケーン」で手も足も出なくなる。
「ハリケーン」までそろっていると、どんな防御カードも無効化されてしまう
（魔法発動妨害カードがあれば、防げる可能性はあるが）。
「ハリケーン」って、魔法・罠カードを全部手札に戻しても、すぐ次のターン
でまた置かれてしまうから、意味あるのかなと思ってたんだけど、こういう使
い方があるんだな。
たった１ターン、防御カードがすべて守備位置から離れるだけで、負けてしま
う勝負がある。ちょっと目を離したスキに……というヤツである。
私は融合モンスター「青眼の究極竜」を持っていないので、この戦法は使えな
いが、いまいち使い勝手の良くない融合カードも、これだけ攻撃力が高ければ、
呼び出す価値があるだろう。
ただ、「強奪」で奪われると目もあてられないので、絶対にこのターンで勝ち
を決める！　という場面でのみ、呼ぶべきかな。
出現するタイミングを間違えると、逆に自分がピンチになるから。

２００５年１２月４日の時点でのプロフィールデータ。
勝率３０．９％。収集率２８．５５％。
集めたカード１４３２枚、６７１種類。
勝ちデュエル４１３、負けデュエル８４４。（合計１２５７回）
全ターン数９９９４。

２００５年１２月１２日。いよいよ世界大会予選の日。
前回の夏の大会は参加できなかったが、今回は初日に予約しておいた。
やっと参加できる！
わくわくドキドキ。
勝てるかなあ。
普段のデュエルで勝率３割だと、厳しいか。
世界大会のロビーに入り、そのまま待つ。
世界大会のロビーは一般ロビーとは違っていて、あみだくじのようなトーナメ
ント勝ちあがり方式のデザイン。
チャットウィンドウに文字が流れ、ざわざわした雰囲気を伝える。
初めての参加なので、どうすればいいのかわからない。このまま待ってればい
いのかな？
しばらく待っていると音が鳴り、「組み合わせ抽選前」と表示される。
誰と対戦するかを抽選で決めるらしい。
さらに待っていると、「トーナメント参加決定！」と表示された。
対戦相手は誰だろう。
トーナメント表で、自分の名前を探して、見つける。相手の名前が表示されて
いるが、レベルがいくつの相手なのかは表示されていない。
いよいよ、世界大会予選のデュエルが始まる。

【２００６．７．７】