【 アーケード・パソコンゲーム 】


遊戯王オンライン(コナミ)(カードゲーム)(PC)

【『遊戯王オンライン』(9)】
3回めのデュエル。防御力1300の「アーメイル」を裏守備表示でセット。
モンスターカードを召喚する(場に出す)には複数の方法がある。

[1]表の攻撃表示
[2]裏守備表示(カードを横向きで伏せる)
[3]場に出ているモンスターカードを「いけにえ(墓地送り)」にして、レ
   ベル5以上のモンスターカードを攻撃表示で召喚する

魔法カード「死者蘇生」(自分か相手の墓地から、モンスターカード1枚を場
に特殊召喚)、罠カード「血の代償」などを使う以外は、基本的に1ターンに
1モンスターカードしか通常召喚できない(伏せモンスターカードがあれば、
同じターンに反転召喚は可能)。
魔法と罠以外のカードには、攻撃力と防御力の数値が書かれている。
召喚した時(場に出した時)のカードの向きが「縦」の攻撃表示では、攻撃力
も防御力も、攻撃力の数値になる(そのカードが攻撃された場合、防御力数値
でなく、攻撃力数値で防御する)。
カードの向きが「横」の守備表示では、防御力の防御数値になり、向きを変更
して攻撃表示にしないと攻撃はできない(防御のみ)。最初に守備表示で召喚
する時は伏せて出し、次のターンでカードを表にして攻撃表示にする。表向き
の守備表示にするには、さらに次のターンで横向きにしなければならない。1
ターンに1回ずつしか、向きは変更できない。
「攻撃する時は攻撃力数値、防御する時は防御力数値」ではなく、カードを縦
にした時と横にした時とで、強さが変わってくる。この点が、『遊戯王』の奥
の深いところだ。

カードを攻撃表示にすると、攻撃を受けた時に差分のダメージを受けるが(L
P(ライフポイント)減少)、守備表示にしておくと、どれだけ攻撃力の高い
攻撃を受けても、ダメージゼロですませることができる。弱いモンスターカー
ド1枚でも、立派に盾の役目を果たしてくれるのだ。

PS版(1)の『遊戯王』にはない、「リバース効果」つきのモンスターカー
ドには、いろんな特殊効果があって面白い。
「裏守備表示」で出し、次のターンで「反転召喚(表向きにめくる)」すると、
特殊な「リバース効果」が発動する。いろんな効果を持つカードがあり、例え
ば「人喰い虫」は、場のモンスターカード1枚を破壊する効果(私のデッキの
レギュラーカードである)。
高い攻撃力を持つ通常モンスターカードも魅力だが、リバース効果つきの「効
果モンスター」は、レベルが低くてもかなり使える。相手がモンスターカード
を伏せて出したら、

「効果モンスターだな」

と読んで、警戒しなければならない(違う場合もあるが)。
うかつに攻撃すると相手に有利な効果が発動するので、そのまま放っておきた
いところだが(「触らぬ神に、たたり無し」)、相手の場にモンスターカード
が残ったままでは、相手にダメージを与えにくい。罠カードや効果モンスター
で破壊しても、破壊する時にリバースして効果発動してしまったり、セット後
の次のターン以降、相手が自分で反転召喚してリバースしたりもする。魔法や
罠カードにしても、伏せられて内容が「見えない」のは、相手にプレッシャー
を与える効果がある。
一種の魔法力を持つ、お得な効果モンスターだが、攻撃力はあまり高くないの
で、反転召喚した後、攻撃表示のまま無防備になってしまい、次のターンで守
備表示に変更する前に狙われると、ダメージが大きいのが弱点か。

デュエル中、今度は相手が接続を切断し、私の勝ちとなった。
こんな勝ち方では、勝った気がしないな(笑)。

【2005.9.5】

アーケード・パソコンゲーム