美しいグラフィック(特にIからIIへ移る時のデモには大きな衝撃を受
けた>専門学校生の頃、パソコンショップでデモってたPC88版を見
た)と、曲(大変良いアレンジ)、キャラクターが声入りでしゃべる
(各人物の印象が深くなった)、CDアクセスをほとんど感じさせない
テンポの良さ(当時のCD−ROM機は遅かった)などなど、移植の出
来は大変すばらしい。非常に遊びやすく作られている。
この作品をプレイした数日間、私は主人公・アドル=クリスティンにな
りきり、とても幸せであった。
これ以前にMSX版『イース』をプレイしていたのだが、あるボスの
直前でマズいセーブの仕方をしてその場から抜けられなくなり、何度や
ってもどうしても勝てず(このゲームではひとつレベルが違うだけで強
さがだいぶ変わる)、ストレスをためまくった挙げ句、投げ出してしま
っていた。しかしPCエンジン版はMSX版ほどの苦労はせず、本当に
楽しみながら冒険できた。
(その後、MSX版も最初から再挑戦。大変だったが、PCエンジン版
を終えた後だったので「必ずクリアできる」という自信がついていた)