034.
さんまの名探偵
ファミコン
アドベンチャー
1987.4.2
ナムコ
吉本興業のお笑いタレントが登場する推理アドベンチャー。冒頭で、いきなり文珍さんが殺害されるシーンから始まるのには少し驚いた。被害者役を文珍さんにしたのは、彼ならば、そういう役回りでも寛大に了承してくれる、と開発者が思ったからではないだろうか(笑)。結局、私は途中で挫折したため、犯人はわからずじまいだった(後で人に教えてもらったが(笑))。挫折の原因は、やっさん(故・横山やすしさん)のボート競争に勝てなかったからだ。指の筋肉がひきつるほどボタンを連打しても、最後のほうでスイスイ〜ッと追い抜かれてしまうのは本当に悔しかった。(あのときほど、連射つきコントローラーがほしいと思ったことはない)ボート競争の他にも、『ギャラクシアン』のパロディシューティング「ギャラクシガニ」とか、シュールな曲が流れる中、落下物を避けるミニゲームが用意されていて、なかなか楽しかった。各登場人物の絵も特徴をつかんでおり、よく描けている。ナムコらしく、ていねいに作られている作品だ。
035 【7】
TOP