【 ファイナルファンタジー11 PS2『ファイナルファンタジー11』(21)】


★ファイナルファンタジー11
(スクウェア・エニックス)
(RPG)(PS2)

『ファイナルファンタジー11』(21)【敵の強さランク】
コンピューターRPGでは、デザインは同じで「色違い」のモンスターが出て
くる場合がある。色が違うと名前も違って、別のモンスター。
FF11では、デザインも色も同じだけど「名前違い」のモンスターが出現す
る。同じモンスターだと思ったら、名前が違っていて、強さや攻撃方法などが
異なる。
「タイニィ・マンドラゴラ」は弱いが、「マンドラゴラ」は「タイニィ・マン
ドラゴラ」より、ちょっと強い。
名前と強さをしっかり確認しないと、負けてしまうので注意だ。
「強さの確認」は大事。敵にカーソルをあわせて「調べる」を実行すると、敵
の強さが文章で表示される。

【敵の強さランク(ソロで戦う場合)】【注1】★「練習相手にもならない」
一番弱いランク。戦っても倒されることは少ないが、数で来られると、負ける
場合もある。経験値は得られないが、アイテムやお金は入手できる。

★「楽な相手」
経験値が得られる。倒される回数を減らすには、このランクの敵ばかりを狙う
べし! しかし自分の力量によっては、「楽」じゃない場合もある。

★「丁度よい」「自分と同じくらいの強さ」
ちょっとキツめ。「自分と同じくらい」と言われたら、「自分より、ちょっと
強い」のだと思おう。「丁度よい」なら戦ってもいいが、「同じくらい」のは
避けた方が無難かも。経験値の入りは良い。

★「(とても・とてもとても)強そう」
勝つのに非常に苦労する。「とても」がつくと、勝負にならない。

★「強さは計り知れない」
ノートリアス・モンスター(NM)。ある条件下で各地に現れる、特殊な名前
を持つモンスター。自分より強いのか弱いのか、戦ってみないとわからない。


上記の強さの基準は、プレイヤーの強さを基準にした、相対的なもの。
自分が強くなれば、同じ敵でも強さのランクが下がる。
そのプレイヤーにとっては「とても強く」ても、別のレベルの高いプレイヤー
にとっては「練習相手にならない」だったりする。
この基準は一応の目安にはなるが、「丁度よい」と言われても、丁度よくない
場合もあるので注意が必要だ。
(「練習にならない」のが「楽な相手」で、「楽」が「丁度いい相手」。一段
階ずつズレてる感じ?)
相手の力量を知らずに戦闘をしかけるのは危険すぎる。
面倒でも1匹ずつちゃんと強さを確認したい。

FF11が普通のRPGと大きく違う点。それは、
「敵に負けてホームポイントに戻されると、経験値が減らされる」!
レベルが低いうちは減らなかったのに、レベル4から、ペナルティがつく。
(【注2】)
数百ポイントも減らされるので、レベルがダウンしてしまう場合もある。
このシステムによって、嫌でも戦闘に緊張感がうまれる。
せっかくためた経験値を減らされないよう、負けられない! と、気合が入る。
ドラゴンクエストでは「パーティが全滅すると所持金が半分」になったが、F
F11では経験値が減る。これが結構キツイ。
いいシステムだと思うけど、厳しいと思う人もいそう。
オンラインRPGは、長くプレイしてもらうために、「できるだけ、進行を遅
らせる(時間がかかるようにする)」作りでないといけない。経験値ダウンは、
時間がかかるようにするためのシステム。
FF11は、手ごたえある冒険を求めているRPGゲーマーには、とても挑戦
しがいのある世界だ。決して、甘くはないのである。

【注1】【敵の強さランク(ソロで戦う場合)】 学者「2013年8月6日のバージョンアップで、「とても楽」ランクの分類 が追加されました。「練習にもならない」より上、「楽」よりも下で、経験値 が得られる敵です」 忍者「「とても」と表示されると一瞬、強い奴かと思ってしまうでござるな」
【注2】「レベル4から、ペナルティがつく」 学者「2013年月日のバージョンアップで、 【2007.1.29】

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