【 ファイナルファンタジー11 PS2『ファイナルファンタジー11』(14)】 |
(スクウェア・エニックス)(RPG)(PS2) 『ファイナルファンタジー11』(14)【帽子屋アルバイトとマッピング】 ウィンダスの街の「帽子屋」にたどり着いた。 現実世界のお店は、店名が大きく書かれた看板がかかっているのでわかりやす いが、FF11の建物は色彩的に特徴がなく、実際に入ってみないと、どうい う建物なのかわかりづらい(店の看板には、その店の象徴マークが描かれてい るが、遠くからでは見えない)。 これが、道に迷う原因のひとつになっている。 現実世界で、「すべての建物に決まった同系色しか使わず、どれも似たような 形の建物」というルールで街を作ったら、その街の店は目立たず、客も入りづ らいだろう。 街の外の戦闘フィールドは自然で地味な色づかいでもいいかもしれないが、街 の中くらいは、もっと鮮やかに色を使ってもいいのではないだろうか。 ウィンダスには「森の区」「石の区」「ウィンダス港」「水の区」の4つの区 があるが、どれも同じようなデザインで、それぞれの区の、はっきりとしたビ ジュアル的違いがない。もっと森らしく、石らしく、水らしくデザインされて いた方がいいのではないだろうか。 全体の雰囲気の統一感を大切にしているのかもしれないが、この色彩的刺激に 乏しいデザインが、 「ファイナルファンタジーにしては地味」 と言われるゆえんだと思う。 リアリティも大事だが、もう少し楽しげなデザインでないと少々、殺風景。 帽子屋でアルバイトの話を聞く。 新作の帽子を作ったから宣伝してほしいらしい。 街にいる人々に話しかけて、帽子を見せて回るのが依頼内容。 帽子だけの店なんて、珍しい。現実世界では帽子なんてかぶってるの、よほど オシャレな人か子供くらいだ。 上着やズボン・スカートなどは必須だが、帽子は「なくても困らない」。 砂漠地方に住んでいるならともかく、多少の日差しのキツさくらいなら、帽子 はかぶらないことが多い(そもそも、持っていない)。 帽子屋のとなりに魔法屋があったので、品ぞろえをチェック。 ここは上級レベルの魔法ばかり置いていて、どれも高価な値段。 FF11では、レベルが上がると自然に魔法を覚えるのではなく、魔法アイテ ムを使用しないと魔法を使えるようにならない。 さて、アルバイト開始。 帽子屋から受け取った「だいじなもの:帽子屋の新作」を、会う人ごとに見せ て回る。が、反応してくれない(無視)。しくしく。 帽子を見せてるのに、いつものセリフしか、しゃべってくれない。 帽子に興味ないのかなー。 しかしメゲずに、せっせと帽子の宣伝活動。 マップを把握できておらず、同じキャラに話しかけてしまって効率が悪いので、 ノートに手描きでマップを描いていくことにする。 3DダンジョンRPGなどでは手描きマッピングしたりするが(オートマッピ ング機能がない場合)、RPGで街のマッピングをするなんて、初めて。 でも、そうしないと迷ってしまう。 道や建物のつながりだけでなく、詳しい内容(クエスト発生の場所や、気にな るセリフなど)も記していく。 広いので、とても暗記だけでは覚えきれない。 面倒な作業だが、マッピングせずに何度も同じキャラのセリフを聞き直すのは、 もっと面倒だ。 マッピングしたおかげで、ようやく、道に迷いづらくなった。 マッピングしなかったら、まともにゲームできないくらい迷ってしまうので、 マッピングは重要。 マッピングノートを見ながら歩くのは、「観光ガイドブックを見ながら、知ら ない土地を巡る」ような気分。(自分で作った手作りガイドブックだ♪) 雑貨屋で、「ポーション」が1個1000ギル弱もするのにはビックリした。 いつものFFシリーズで気軽に大量に買い込める最も効力の弱い回復薬「ポー ション」(ドラクエでいうと「やくそう(薬草)」)が、1個1000ギル弱 !? 20個詰め合わせセットでなく、たった1個で、この値段。 「エリクサー」とか、プレミアつきポーションというわけでもなく、ごく普通 のポーションなのに。 こんなに高いんじゃ、回復魔法「ケアル」、あるいはヒーリングで回復した方 がお得だな。ポーションって、1個100ギル以下だよね普通。 これまでのFFシリーズとは、物価の相場が違うようだ。 【2006.8.5】 |