※※※ ゲームミュージック 第二十九回 (’97/9/17) ※※※
<Final Fantasy III>
★「ファイナルファンタジー III 悠久の風伝説」
(CD 52分32秒 税込¥2800 PSCX-1005 ポリスター 1990)
(ゲーム発売:’90年 4月 ファミコン RPG スクウェア)
1.THE EVIL POWER OF THE UNDERWORLD(邪悪の胎動)
スタートはいつもの曲から。木琴?の音がいいな。しのび寄ってくる感じ。
2.FOLLOWING THE WIND(風の啓示)
あ、フルートかなあ。空気が感じられる。かるい。束縛されない。戦闘に切り
替わるとこが好き。
3.MONTAGE(彷徨の旅路)
こころにしみこむハーモニー。異国っぽくって魅力ある歌。
チョコボの曲。軽い旋律がチョコボのユーモラスな走りを思い起こさせ、自然
と笑いがこみあげてくる。いるだけで雰囲気をやわらげる奴ってのは貴重だ☆
旅してるところが目にうかぶ。団体ツアーのにぎやかさはどこにもみられない。
4.THEIR SPIRITUAL LEADER(その大いなる導き)
「民族音楽」って感じだ。なんか、かがり火の周りを踊ってる人たちが見える。
ふしぎなリズム。
金属っぽい響きの音って、とっても好き。どうしてかなあ。
5.EBB AND FLOW(陰と陽の攻防)
光と闇の旋律。性質はちがえど、どちらもエネルギーにみちあふれている。
6.THE DARK CLOUD(凶々しき渇望)
深呼吸して、さあもう進むしかない。どんな状況も、もう私を迷わせない。
7.REBIRTH(新たなる世界)
ナレーションにしずかに音をかぶせていくのは、映画のワン・シーンのようだ。
(ある背景から別の背景が浮かび上がって次のシーンに移る。この手法って何て
いうのかな)曲が終了すると、観客の拍手が空耳で聞こえたような気がした。
てっきり、オリジナル曲の収録CDだと思いこんでいたので、「むむ〜?」と
少々めんくらった(各曲の最初に英語のナレーションが入る)。全曲アレンジ、
いくつかの曲をまとめて1トラックずつに区切ってある。ゲーム世界が立体的に
再現される。聴いていると頭のなかに世界を描くことができるのだ。
英語は発音がきれいで、聞き取りやすい。ストーリーが思いだせていいかな。
インナーに意味も書いてあるし。(これを日本語でしゃべると雰囲気ブチ壊れる
んだろーな(笑))
'94 6/5 NIFTY-Serve FCGAMER ゲーム音楽館 #311
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