「アール・タイプ〜アイレム・ゲーム・ミュージック」 |
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【ネタばれ注意】少々ゲーム内容に触れます。 ★「アール・タイプ〜アイレム・ゲーム・ミュージック」 (カセット 価格不明(箱紛失のため) ALC-22921 G.M.O.RECORDS) アーケード版オリジナル曲。一部、アレンジヴァージョンつき。 [1](約21分) <アール・タイプ> 1. タイトル〜 不気味な感じ。 〜コイン きれいな音。お金を投入したときの音がいいと、なんとなくうれしくなる。 〜バトル・テーマ ステージ1の曲。これぞ「R−TYPE」。自機登場時の音の演出が良い。 〜ボス・テーマ ステージ1のしっぽウニウニボス、ステージ2のどくどく心臓ヘビ野郎(笑) が頭に浮かんでくる。私が自力で見たボスはこの二匹のみ☆ 〜リターン・イン・トライアンフ ステージクリア曲。つかのまの安息。 2. モンスター・ビート〜 戦況は厳しさを増してくるがまだ序の口である。 〜バトル・プレッシャー さらに深奥までもぐっていく。注意しながら、ちょっとずつ進む。 〜ジ・エンド・オブ・ウォー 爆発。あ〜あ。 3. コンティニュー〜 コンティニューのカウントダウン。「9,8,7..」と数字が変わってゆく。 ぎりぎりまで曲を聴いて、「1..」あたりでコンティニューする(笑)。 〜ブツ・ブツ… 2つの旋律のからみかた、ところどころ入る効果の低音の感じがとっても良い。 (それにしてもヘンな曲名だ。どういう意味なんだろう) 〜洞窟に潜むモンスター すごくカタいザコ敵が飛んでくるイメージ。 〜スクランブル・クロスロード 「絶好調。どんどんつき進め〜!」という感じ。とてもノリがよい。 4. 夢の島〜 雰囲気が変わる。けだるさが感じられる。まとわりついてくるようなスローテ ンポな旋律は、周りの情景を描写しているのだろうか。 〜母胎 心臓の音みたいだ。このあたりまで自力で行けたら、さぞかしドキドキするの だろうな。 〜ライク・ア・ヒーロー エンディングの曲。ホッとする。 〜スコアリング チカチカって音、好き。 5.<快傑ヤンチャ丸> 曲から想像するにヤンチャ丸というのは、すばしこくて元気な奴なのだろう。 6.<妖獣伝> アクションゲーム? 7.<ムーン・パトロール(オリジナル+グレイド・アップ・バージョン)> 太鼓みたいな音が独特のリズムをうみだしている。 「グレイド・アップ・バージョン」(アレンジなんだよね?)は確かに「グレ ードアップ」している。なかなかかっこよい。 [2](約20分) 1.<キックル・キューブル> 金属的な響きが魅力的。 2.<ロード・ランナー> 音の響きに広がりがある。ゲーム画面がイメージできる。 3.<ロード・ランナー・バンゲリング帝国の逆襲> タイトルがなんか、映画の題名みたいだぞ(笑)。「行っては戻る」感じの旋 律は好き。こういう、自分で思わずリズムをとってしまうような曲っていいなあ。 4.<ロード・ランナー・魔神の復活> 音にいっそう深みが増した。しかしこの、副題と曲の間にあるイメージの落差 は一体?(笑) 5.<ロード・ランナー・帝国からの脱出> 陽気な曲だ。元気いっぱい、って感じ。 <ミスター・ヘリの大冒険> 6.タイトル・バック〜テーマ ノリが良い。このステージ曲は、音がクリスタルの響きに調和している。 7.ボルケーノ ゲームの思い出がよみがえってくる。用心しながら進む感じがよく出ている。 8.ブリンク〜ボス・テーマ 「ブリンク」大好き。こういう不敵な曲って最高。 9.ネーム シブい! いい曲だ。 「R−TYPE」はアーケード版の1面か2面でオダブツになった記憶がある。 PCエンジン版ではなんとか3面まで進んだ。弟がIIまでクリアしたので最後の ほうも見せてもらった。 Huカード版はハドソンの名移植だと思うが(音はちょっとさみしいかな)、 本家アイレムが出した「R−TYPEコンプリートCD」では音楽が、アレンジ ばりばり。私には違和感ばりばりだった(笑)。なかなかスゴい。何度も聴いて いたら、クセになってくるのかもしれない。 「R−TYPE」はゲームも良いが(私には少々ハードだけど)、やっぱり曲 がいい。すべての曲が印象ぶかく、ゲームに合っていると思う。 「Mr.HELIの大冒険」はPCエンジン版で遊んだ。これも良い移植だ。 (「R−TYPE」は最初のほうでギブアップしたけど、「ミスターヘリ〜」は 自力クリアできたのだ(嬉))曲数は少ないけれど、いい曲ばかり。気にいって いる。PCエンジン版のヘリ発進時、動きに合わせてちゃんと音がスピーカーの 左右に散る。芸がこまかい。 全体に好きな曲が多く、聴くのが楽しいカセットだ。'94 10/25 NIFTY-Serve FCGAMER ゲーム音楽館 #613