『甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女』

 キャラクターサイズが大きめで(ファミコンの外伝でも
そうだった)、かわいらしい絵柄。資料によると、ガチャ
ポンのシリーズキャラクターなのだそうだ。
 「装備購入時にステータス値の変化がわからない」とか、
「ダンジョンなどで入手した装備を誰が使えるのかわから
ないので、いちいちひとりひとり順番に手渡ししながら試
さなければならない」とか、「複数並んでいるコマンドの
一番下を実行する時、十字キーの上を押すことで上から下
にカーソルをジャンプさせられないので、ひとつひとつ下
へ押していかなければならない」とか、システムに不便な
点がいくつかある。全体に「あっさり大味」という感じだ
が、まずは楽しめる。物語に、もう少し深みがほしかった
気はするが。
 それにしても、定価9000円は高いな(内容を考慮すると)。
プレイステーションが発売されるまでは、こういう価格帯
のソフトが時々あったんだよね。

   →1992年5月