これは……俗に言う「クソゲー」の領域に片足 つっこんでいるような香りがする(笑)ゲームだ。 画面がスクロールして一画面ずつ進んでいくアク ションなのだが、グラフィックやキャラクターの 動きなどが、何だかショボいのである。しかし、 ノリは悪くないと思う。体力ゲージがグーッと伸 びる表現は好きだし、バグだらけのゲームよりは ずっといい。でもやっぱり「ク……」という言葉 が出そうになる、そんな感じのゲームなのである。
→1989年4月